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2018年5月5日土曜日

Clinical Reasoning in Neurology

Neurology® 2018;90:572-575.

※パーキンソニズムをみた時は画像検査だけでなく、腰椎穿刺も検討!
が個人的なメッセージでした。
atypical presentation in uncommon diseaseの症例で、とても勉強になりました。
★★★です。

以下がパーキンソニズムをみた時のパーキンソン病以外に鑑別に上げるべき疾患かと思います。本文を参照に以前勉強したものも含めています。
Essential tremor
SWEDD Scans without evidence of dopaminergic deficit
DLB: dementia with Lewy bodies
MSA-P multiple system atrophy type P
CBD Corticobasal degeneration
PSP Progressive supra-nuclear palsy
IBGC idiopathic basal ganglia calcification 
Perry syndrome: DCTN1


Prion-related encephalopathies: rapid progression, worsening, mood changes, cognitive decline

自己免疫性脳炎についてはこれまではNMRA受容体抗体がメインでしたが、近年、各種抗体がみつかり、まだまだ新しい知見がみつかるかもしれません。
N Engl J Med 2018;378:840-51.
こちらでものべられているようにLGI1やDPPXは画像陰性、腰椎穿刺陰性のものもあり、その場合は、自己免疫性脳炎の抗体を提出するか本例の場合は非常に難しいと思いました。

いずれにしろ、とても興味深く勉強になるケースのため、興味のある方はぜひご一読を。

***********************************************
Today, I read an article of clinical reasoning in neurology. (Neurology® 2018;90:572-575)

From this article, my clinical pearl was "When you find Parkinsonism, perform not only imaging study, but also lumbar puncture."
This case was atypical presentation in uncommon disease, and very educational one for me.
This was 3-star for my evaluation.

The following list was differential diagnosis for Parkinsonism except Parkinson disease;
Essential tremor
SWEDD Scans without evidence of dopaminergic deficit
DLB: dementia with Lewy bodies
MSA-P multiple system atrophy type P
CBD Corticobasal degeneration
PSP Progressive supra-nuclear palsy
IBGC idiopathic basal ganglia calcification 
Perry syndrome: DCTN1


Prion-related encephalopathies: rapid progression, worsening, mood changes, cognitive decline

In Autoimmun encephalitis, anti-NMDA receptor antibody was main one previously. Recently other antibodies were found. I expect for the result of new study in these new antibodies.
The following NEJM review article was one of excellent one for autoimmune encephalitis; N Engl J Med 2018;378:840-51.
According to this article, LGI-1 and DPPX were sometimes double negative in imaging and lumbar puncture. In this case, the timing to evaluate autoimmune antibodies was really difficult for the clinician.

Anyway, this case was really interesting and educational, please check it!

2010年3月11日木曜日

大まかな2つの流れ

今度担当するセッションについて

大まかな流れA案
①参加者を2人1グループに分ける
②2種caseのブースを2つ作る
入室前に今回の「年齢、性別、主訴」が記載された用紙をグループが受け取る
③グループは20分以内に問診、身体診察(通常のケースタ形式)
④その後5分程度でプロブレムリスト、鑑別、今後の方針をシートに記入
シートを見ながら、その場で簡単なフィードバック
⑤まだ回っていないCaseのブースで③、④を繰り返す
⑥終了後SP役からフィードバック
⑦ケースのその後についてとそのケースの一般論
⑧先生からの好評

大まかな流れB案
①参加者を3-4人1グループに分ける
②1種caseのブースを2つ作る
入室前に今回の「年齢、性別、主訴」が記載された用紙をグループが受け取る
③グループは○分以内に問診、身体診察(通常のケースタ形式)
④その後○分程度でプロブレムリスト、鑑別、今後の方針をパワポに記入
⑤検査のオーダー(少し時間を置いて結果が返ってくる)
⑥調査タイム、患者への説明、今後の治療方針
⑦患者に説明
⑧グループ間で比較検討
⑨ケースのその後についてとそのケースの一般論
⑩終了後SP役からフィードバック
⑪先生からの好評

どちらにしようか悩み中。B案の方が面白そうだが、不確定要素も多い。そしてB案は自分自身も見学も体験もしたことがないという不安要素も。

今まで、漫然と参加させていただいていたセミナーもかなりの準備が必要だったんだと、身に染みる。

どちらにしてもかなり大掛かりなことに・・・
自分の思いつきが、こんなことになってしまうとは。

家に無線LANが届いたが全く試す時間ない。

2010年2月28日日曜日

case study「発熱、頭痛、悪寒」

最近、サボっていたケースタの報告。
先週のケースタは、50歳台男性、発熱、頭痛、悪寒

まず、頭痛から鑑別診断を挙げたが、その後にproblem listから鑑別を見つめ直す作業が抜けていた。最初に挙げられたものの中から選ぶことに固執してしまった。

自分のproblem listと鑑別は
#1 消化器症状
#2 頭痛
#3 海外渡航歴

① マラリア
② 薬剤性
③ 心因性

・発熱患者には全員海外渡航歴を聴く
・海外渡航歴のある発熱は、出発から帰国までの過程を詳しく問診
・マラリアは致死の病気、まず評価する
・海外渡航歴+発熱
→マラリア、デング熱、腸チフス は必ず鑑別に挙げるべし
・腸チフスは消化器症状よりもsepsisを示唆するエピソードの方が重要

以下ケースタで話題になった診断方法について

マラリアの診断
流行地域から戻った旅行者の発熱および悪寒(特に再発性発作)は,戻ってから1〜2年が経過しているとしても,マラリアについて直ちに検査するべきである。マラリアは通常,血液の薄層または厚層塗抹標本の顕微鏡検査で原虫を発見することにより診断を行う。塗抹標本の特徴により感染種を同定する。種により治療法と予後が決まる。もし最初の血液塗抹標本が陰性なら,4〜6時間毎に塗抹標本作成を繰り返すべきである。
厚層塗抹標本は,血液細胞が互いに層状に重なるように,大粒の血液をスライドガラス上に15mmの円形にのばして作製する。スライドガラスを完全に乾かす。厚層塗抹標本はギムザ溶液またはライト-ギムザ溶液で染色する。染色後,スライドガラスを緩衝用水ですすぎ,風乾する(吸い取らない)。非固定厚層塗抹標本では赤血球が水により溶血するため,原虫は均一な赤血球ストロマを背景に細胞外生物として現れる。薄層塗抹標本は染色前にメタノールで固定するため,厚層塗抹標本より低感度であるが,解釈のための診断的専門知識をそれほど必要としない。
熱帯熱マラリア原虫の診断において,ヒスチジンリッチ蛋白-2に対するモノクローナル抗体を用いたベッドサイド・ディップスティック検査は血液塗抹標本に匹敵する精度を有し,顕微鏡検査ほどの熟練は必要ないと思われる。PCR法と種特異的DNAプローブを使用しうるが,あまり広く普及していない。血清学的検査は以前の暴露を反映することがあり,急性マラリアの診断には不適切である。

以上メルクマニュアル18版
http://merckmanual.jp/mmpej/sec14/ch186/ch186g.html?qt=%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%20&alt=sh

やはり、基本は塗抹標本で同定することらしい。rule outが難しいから、鑑別にはいつまでもいれておくべき。
熱帯熱マラリアには抗体の検出もあるみたい。

2009年10月2日金曜日

case study 「浮腫」

昨晩は、自分が担当だった。
「浮腫」について
初めてのフィードバックの試みだったが、オリジナルのケース・資料を追加して2時間枠のものにした。

・なぜprimary aldosteronismでは浮腫にならず(高Kにはなる)、甘草では浮腫になるのか?エスケープ現象のみでは説明できない
・低蛋白血症でfast edemaになる理由
については答えられなかった。

オリジナルのケースは、ネフローゼ→AT-Ⅲ低下→腎静脈血栓・PE
というシナリオだったが、少々捻ってあったので、難しかったかもしれない。

フロア7人と久しぶりに多かったので、議論が盛りあがった。議論が煮詰まった時に、うまく導けるようにならないと。トークしっぱなしだったので、疲れたが。

2009年9月18日金曜日

case study 「下肢の痛みと浮腫」

9/17のケースタは、NEJMのcase report2003case18からの出題。
15歳女性
C.C.左背部痛・臀部痛

とりあえずこれだけのD/Dxは以下
皮膚:アトピー、帯状疱疹、薬疹、蜂窩織炎、丹毒、壊死性筋膜炎、接触性皮膚炎、
筋肉関節:筋肉痛、腸腰筋膿瘍
消化器:膵炎、胆石
腎泌尿器:尿路結石、腎盂腎炎
代謝内分泌:DM
血管:DVT

D/Dx②慢性反復の左殿部痛・左背部痛で、病歴だけからは、
皮膚:アトピー、帯状疱疹、薬疹、蜂窩織炎、丹毒、壊死性筋膜炎、接触性皮膚炎、ダニ虫さされ、慢性膿皮症、
筋肉関節:筋肉痛、腸腰筋膿瘍、脊椎炎(TB、強直性)、Reiter syndrome、乾癬性関節炎、脊柱管狭窄症、ヘルニア、外傷、
膠原病:PMR、SLE、
消化器:膵炎、胆石
腎泌尿器:尿路結石、腎盂腎炎
代謝内分泌:DM、甲状腺
血管:DVT
血液:MM
神経:MS、
婦人科:子宮内膜症、PID、
心因性:さ病

その後、problem毎に考えてみて
#1左殿部痛、左背部痛:脊椎炎(TB、強直性)、Reiter syndrome、乾癬性関節炎
#2前側頭部痛、しゅう明:PN、側頭動脈炎(+PMR)、偏頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛、高安、
#3胸部圧迫感:自律神経失調
#4発汗、ほてり、掻痒感、頻脈
#5 WBC↑ESR↑

自己免疫、内分泌(甲状腺機能亢進)、MS、精神系あたりが怪しいということで、尿、血算(CRP,ESR)を検査したいということになった。

画像からは、脊椎カリエス、サルコイドーシス、腫瘍(meta、リンパ腫、白血病、骨肉腫、Ewing、カルチノイド→傍腫瘍症候群or交感神経幹?)が疑われた。特に脊椎カリエスでもツ反が有効なのは初めて知った。
話の方向は良かったが、最後の詰めができる程の知識&経験がないので、いつも最後は消化不良感が残ってしまう。NEJM case reportも回を重ねる毎に少しづつ消化できる範囲が広がっていっている。

2009年9月17日木曜日

case study 「易疲労感」

9/10のケースタ。

42歳男性、主訴は易疲労感ということで鑑別診断を挙げてもらった。

急性6か月以内
悪性腫瘍、膠原病、高体温期(女性)、筋ジストロフィー、重症筋無力症、電解質以上(低Na・K、)、DM、甲状腺機能亢進(低下)症、下垂体機能低下症、白血病、貧血、アレルギー性鼻炎、頭痛、妊娠(周産期)、更年期、薬物(ヒスタミン)、SAS、ナルコレプシー、摂食障害、栄養障害、肺水腫(病態?)、寄生虫?(サナダ、ヒストプラズマ)、IBD、IBS

慢性6か月以上
心不全、腎不全、肝不全、慢性感染症(HIV、結核、梅毒)、肺塞栓、喘息、COPDなどなど

じゃあ整理しようか・・・というところで症例に進んでしまったので、整理できずじまいだった。

case study 「呼吸困難」

9/3のケースタについて。
担当は自分だった。
呼吸困難を急性と慢性に分けて、鑑別を挙げてもらった。症例は前者について。

急性
肺・上気道:肺炎、喘息(アスピリン)、急性喉頭蓋炎、気管支炎、気胸、咽頭膿瘍、胸膜炎、サルコイドーシス、肺癌、結核
神経:横隔神経麻痺、テトロドトキシン、脳幹梗塞
循環器:心不全、MI、解離、PE、心タンポ、不整脈、アナフィラキシー、癌性心内膜炎(→心タンポ)、IE(→心不全)、弁膜症(AS,MR)
筋骨格:ボツリヌス、外傷、
中毒:CO
心因性:解離性障害、パニック

その後の検査の優先順位は
1 ECG 、CXR、血ガス
2エコー
3CBC(WBC)、生化学(Na,K,Cl)
4 血培

ちなみに慢性呼吸困難は、急性のものに付け足す形で挙げてもらった。
肺・上気道:肺炎、喘息(アスピリン)、気管支炎、気胸、咽頭膿瘍、胸膜炎、サルコイドーシス、ALS、COPD、IP、肺癌、縦隔腫瘍
神経:横隔神経麻痺、テトロドトキシン、脳幹梗塞
循環器:心不全、MI、解離、PE、心タンポ、不整脈、アナフィラキシー、心筋症、IE
筋骨格:ボツリヌス、外傷、
中毒:CO
心因性:解離性障害、パニック
血液:貧血(再生不良性)
膠原病:PM・DM

case study 「乾性咳」

8/27にやったケースタについて。
乾性咳の鑑別として、今回はproblem毎にMost likely、less likely、rareを挙げる形式にしてみた。

Most likely>less likely>rare
#1 乾性咳(咽頭発赤):マイコ > ACE-I、HIV、sarcoidosis
#2 5日続く発熱 : ウィルス 、細菌性>TB, IE, Kawasaki、sarcoidosis
#3 下痢 : ウィルス(インフル、ロタ、)> IBD, cancer
#4 労作時呼吸困難 : 肺炎>狭心症、心不全>COPD、PE
#5 両側下肢筋肉痛 : インフル>心因性>ASO、線維性筋痛症
#6 脈圧↑ : AR
#7 肥満:
#8 HTN(PCI後),HL既往: >> 血管炎

その後の検査の優先順位として
① CBC(→)WBC、Hb、Htc、
② 生化学(→下痢)Na,K,Cl
③ CXR(CTR拡大、シルエットサイン+)、肺炎球菌尿中抗原(-)
④ インフル(-)

2009年8月1日土曜日

case study 「進行性神経障害」

A 30-Year-Old Man with Progressive Neurologic Deficits
N Engl J Med 2009;360:2341-51 Case 17-2009

今週の担当は自分だった。同学年の半分夏休み(半分づつ2週間休みをとる)なので、人が集まるか心配だったが、5人も来てくれて、突貫工事で準備した甲斐があった。経過が長いので、経過をフォローするだけでも大変だった。2週に分けようかとも途中思った。情報量が多いので、ケースレポートからうまく取捨選択できるとすっきりプレゼンできるのだろうが、自分にはまだそのような力量がないので。

D/Dxとしては
SLE、RA、べーちぇっと、angiitis、Wegener, AOSD, PN, Reiter,
HIV(PML)、HSV、梅毒、TB
MS,TS, 海綿状脳症、
Brain tumor,白血病
PSL副作用、stroke, ペラグラ(B3)、脚気(vitB1)、Wernike(B1), 亜急性混合性脊髄変性症(VitB12)

MSとベーチェットが2大候補として残り、どちらかというとMSっぽいという議論議論の方向性としては
結局経過が全部提示するだけで2時間かかったので、最後の方の鑑別診断除外のための細かい過程や生検組織や剖検組織の所見については飛ばしてしまった。

2009年7月11日土曜日

case study 「headache」


ケーススタディー『頭痛』
47歳男性 頭痛

1.頭痛の鑑別疾患は?
2.身体所見で気をつけることは?
3.どんな検査をするか?

入院したのは7/9午後四時ごろ
P.I
・入院3日前7/6頃から左耳を強く痛がっていた。
・入院前夜に強い頭痛が突然出現、混乱した様子も呈していた
・頭痛が始まって1時間くらいから嘔吐しはじめ、夜間で5回の嘔吐を認めた。
・入院当日の朝は妻によればぼんやりした様子であった。

P.E
Vital sign:BT40℃,BP140/100,PR140/min, RR20/min, 意識:呼名反応なし。強い痛み刺激にのみ四肢を動かす。

耳:両側が耳垢で閉塞。左側に浸出性中耳炎様の所見(写真)
鼻腔・副鼻腔:異常なさそう、鼻汁(脳脊髄液漏を疑う)なし
咽頭:発赤、腫脹なし
眼:両側瞳孔8mm散大,対光反射あり,
眼底:乳頭辺縁は平坦
頚部:非常に硬直強い。ケルニッヒ・ブルジンスキー(+),
心音:雑音なし
肺:全肺野に湿性ラ音
神経:Ⅰ~?異常なし、反射の左右差なし。

検査
・胸部X線
・血液培養
・血液・生化学
・血糖値(比較に重要)
・腰椎穿刺→
多核白血球が90%を超える(除:リステリア)
蛋白上昇(150-1000mg/dl)
糖低下(血清糖の2/3以下、25以下で予後不良)
・グラム染色

鑑別疾患
・ウイルス性髄膜炎 → 重篤な意識障害、神経障害を来たすことはほとんどない。

2009年7月3日金曜日

case study 「nausea and vomiting」

昨日は悪心・嘔吐とそれに伴う酸塩基平衡異常について
初めてwordで書記をするという試みをしてみた。
[問診]

妊娠(-)薬歴(-)渡航歴(-)職歴:OL DM(-)

嘔吐物:血(-)

腹痛(-)下痢(-)ガス(+)息苦しさ(-)

排尿時痛(+)色不明 回数↑ 量不明

悪寒(++)頚部痛(-)頭痛(-)体重変化(-)

sexual history(-)

月経正常

水・グランベリージュース

5日前~体調不良(頻尿・排尿時痛)

昨日吐き気・嘔吐、食欲減弱、38.3℃

[D/Dx part1]

①UTI(E.coli)→敗血症10+20+20+15=65

腸チフス

③虫垂炎1+2+1=4

結核

梅毒

②STD(淋菌、クラミジア)15+3+2+7=27、肝周囲炎?

④HIV急性期1+1+1=3

⑤尿路結石1

悪性腫瘍

心因性

妊娠

[physical]

<V/S> T:38.9  PR120(臥位)145 (立位) RR24  BP95/62(臥位)72/49(立位)

四肢冷感なし

口腔内乾燥不明 ツルゴール不明

CVA tenderness右(+)

腹部軟、圧痛なし

腸蠕動音聴取

psoas sign不明 obturater sign不明

直腸診:異常なし血液付着なし

capillary refilling time2sec

[D/Dx part2]

①UTI(E.coli)→敗血症24+20+23+23=90

②STD(淋菌、クラミジア)2+2+1=5

③虫垂炎2

④HIV急性期1+1=2

⑤尿路結石

[exam]

尿培、血培

尿Gram→GNR

尿検査;細菌、WBC20(検鏡)、亜硝酸塩、潜血、タンパク

血ガス:pH7.29 PaCO2 30↓ PaO290 HCO3 14↓↓ BE不明lac8 Na138 K5.4 Cl94 AG30↑ BS90(pH↑、lac↑、敗血症pH↓)

血液:WBC、CRP、BUN、Cre、Ht、血糖

ECG

[assessment]

GNRによる腎盂腎炎の敗血症性ショック、代謝性アシドーシス呼吸性代償
[plan]

細胞外液輸液、抗菌薬(1st cephem)


腎盂腎炎の起因菌はE.coli、EnterococciでGNRと一致。キノロンでした。ST合剤かと思っていましたが、これは pyelonephritisにまではならないUTIみたいです。1st cephemは確かに起因菌第一位のE.coliはカバーしますが、それ以外をカバーしません。なのでベストとはいえないと考えられます。

2009年6月12日金曜日

case study 「choking」

Yesterday, the case study was about choking.

58 years old woman, Her chif complian was choking.

D/Dx(differential diagnosis) against choking is follow.
Respiratory system : COPD, tension pneumothorax, spontaneous pneumothorax, pulumonary embolism, epigpottitis, foregin body in respiratory tract and/or esophagus, airway obstruction (SAS, anaphylaxie, goiter), hyperventilation syndrome, community acquired pneumonia, aspiration, non-typical pneumonia (mycoplasma, Chlamydia, Legionellosis), asthma, Churg-Strauss syndrome, interstitial pneumonia(secondary to collagen, primary), asbestosis, pneumoconiosis, silicosis, malignant mesothelioma, lung cancer, pleurisy, Wegener granuloma, Goodpasture syndrome, TB, IE
Nervous system : stroke, cerebral hemorrhage, MG, paraneoplastic syndrome, phrenic nervous palsy, congenital deficiency
Others : anemia, HIV, hypo-/hyperthyreosis, panic syndrome, AP/MI/heart failure, SLE, pregnancy, damage after intubation

We could not remind for most popular pathgen in community acquired pneumonia for this age; S. pneumoniae, H. influenzae, aerobes, virus.
The case was difficult, because typical disease appear as atypical symptoms.

2009年5月24日日曜日

case study 「嚥下困難+呼吸困難」

今週の担当はS木師匠でNEJMのケースレポートが題材。やはり難しかった。議論の方向性は間違っていなかったが、細かい知識や経験がないため、つっこんだ議論はできなかった。

嚥下困難の鑑別としては・・・
腫瘍:食道、下咽頭、縦隔、甲状腺、脳、耳下腺、肺
膠原病:強皮症、SS
消化器:アカラシア、IBD、GERD
神経:ALS、脳卒中、MS
感染症:急性口頭蓋炎、脳炎、上気道炎、咽頭炎
循環:左房拡大(MS,MR,ASD,VSD)
呼吸器:IP、肺線維症、胸膜炎、中皮腫
リンパ腫、サルコイドーシス、アミロイドーシス、心因性、薬剤性(クロルプロマジン)、放射線障害、脱水、AN

石灰化と骨化の違いなど勉強になった。今後、実習先がバラバラになるので、少し周囲に声をかけてメンバーを増やすか、新形式を導入するか、する予定。
来週は・・・

2009年5月16日土曜日

casestudy「四肢脱力」

投稿は16日だが、開催は14日。S藤君の担当。

四肢脱力に対する鑑別として、
stroke, infarction, tumor, encephalitis, CDJ, SCD, hernia, SCDC, ALS, syringomyelia,  Fredrich ataxia, neurosyphillus, MS, GBS, DM, botulism, MG, organophosphate, PM/DM, paraneoplastic syndrome(LES含む), hypokalemia, hyperthyroidism/hypothyroidism

65歳男性、一ヶ月続く四肢脱力で来院。
problem list
#1四肢脱力、起立不可
#2体重減少、食欲低下

L/D上、K低下でhypokalemia、尿中のK排泄が低下していないことから、RTA type1(遠位尿細管型)。
次回は担当はS木師匠。

しばらく更新していなかったので、記事が貯まってしまった・・・・

2009年5月10日日曜日

case study 「腹痛」

5/7のcase studyの担当は自分だった。
以前先輩の勉強会に混じって取り組んでいた100casesという症例本の未解の問題を用いた。

腹痛全般鑑別としては部位別に
心窩部:MI、gastric/duodenal ulcer、biliary disease
中央:IBD(Crohn, UC)、AAA、IBS、DKA、gastroenteritis、bowel obstruction
右季肋部:biliary disease、hepatitis、diverticulitis、renal colic
左季肋部:splenic injury、diverticulitis、renal colic
右下腹部:appendictis、ovarian disease、PID、ruptured ectopic pregnancy
左下腹部:ovarian disease、PID、ruptured ectopic pregnancy

一例目は十二指腸潰瘍→消化管出血→鉄欠乏性貧血
二例目はAFの既往で突然の腹痛→血圧低下しショックに→腸管虚血+敗血症性ショック

初めてデジカメで図や表の引用を試みたが、以外に綺麗に添付できた。
次回はS木君担当・・・

2009年5月1日金曜日

case study「皮膚感染症」

case1右下腿の進行性の発赤と熱感に対する鑑別診断として
感染症:蜂窩織炎、壊死性筋膜炎、播種性淋菌症、Lyme disase、SSSS、Rockey mountain spotted fever
非感染症:DVT、(固定性)薬疹、急性通風、熱傷、ムシさされ

case2散在性水疱に対する鑑別診断として
感染症:水痘、帯状疱疹、ヘルペス、麻疹、天然痘、(手足口病、ヘルパンギーンナが出せなかった)
非感染症:尋常性天疱ソウ、落葉性天疱ソウ、水疱性類天疱ソウ、2度熱傷

が挙がった。
丹毒と蜂窩織炎の違いは勉強になった。
丹毒:比較的浅く、境界明瞭
蜂窩織炎:比較的深く、境界不明瞭

最近レベルが上がってきているので、自分もうる覚えの事項が多くなってきた。勉強しなきゃという危機感とモチィベアップするいい機会!!

2009年4月16日木曜日

Case Study「失神」

毎週木曜夜に有志で集まって勉強会を行っている。
主訴から鑑別診断を挙げ、問診で何を聞くか?→鑑別絞込み→身体所見を何をとるか?→再度鑑別絞込み→検査何をするか?→さらに鑑別絞込み→入院/帰宅、ケースの結末
といった一般に外来の初診(初めて診る)を想定しての流れだ。毎回持ち回りで、担当になった人が司会兼模擬患者をする。

座学や診断のついてしまった患者さんを担当する病院実習の中で、有機的・実践的に学んだことを復習しお互いに刺激を与える意味で始めた。4年生の最初からやっているので、都合1年だ。時々研修医の先生や先輩や後輩も参加してもらえて何とか続いている。基本は同級生の新5年生が中心となって会を回している。

・・・で前置きが長々となったが、今回の担当はT君で、主訴は「失神」。T君は救急医を目指していて、積極的に活動している。学内でも救急勉強会を主催しているし、外部の勉強会にも主要メンバーとして参加している。自分の将来を見据えて、今から準備している姿勢は見習いたい。

※以下一部疾患名の略語などは注釈をつけて説明していないものは話の筋とは関係ないので読み飛ばしてもらって結構なんで。

・・・で鑑別だが、
hemorrhage, aortic stenosis, narcoiepsy, sepsic shock, shock, arrhythmia, NSVT, epilepsy, TIA, SSS, vagus nerve reflex, orthostatic hypotension, trauma, hypocarboxia, hypoxia, hypoglycemia, drug, DKA, SAH, HHS, SAS
などが挙がった。
一例目は若年で、初発、2~3秒の失神後意識清明に回復、他に随伴症状なしでvagus nerve reflex。L/D(血液検査)、ECG(心電図)に加えてtilt table testを施行することとなった。
二例目は中年女性で、左下腹部痛を伴い、起立時に失神し再現性あり。妊娠反応と体位による血圧低下をみて、超緊急ということで、すぐライン(点滴の管を血管に入れる)を2本取って婦人科コンサルで緊急オペとなった。T君らしい症例。

来週は、多くのひとが都内の某学会に(自分も)参加するのでお休み。来週はM君担当で感染症関連らしい。
明日は今実習している科の学会に行くこととなった。