2009年9月17日木曜日

case study 「乾性咳」

8/27にやったケースタについて。
乾性咳の鑑別として、今回はproblem毎にMost likely、less likely、rareを挙げる形式にしてみた。

Most likely>less likely>rare
#1 乾性咳(咽頭発赤):マイコ > ACE-I、HIV、sarcoidosis
#2 5日続く発熱 : ウィルス 、細菌性>TB, IE, Kawasaki、sarcoidosis
#3 下痢 : ウィルス(インフル、ロタ、)> IBD, cancer
#4 労作時呼吸困難 : 肺炎>狭心症、心不全>COPD、PE
#5 両側下肢筋肉痛 : インフル>心因性>ASO、線維性筋痛症
#6 脈圧↑ : AR
#7 肥満:
#8 HTN(PCI後),HL既往: >> 血管炎

その後の検査の優先順位として
① CBC(→)WBC、Hb、Htc、
② 生化学(→下痢)Na,K,Cl
③ CXR(CTR拡大、シルエットサイン+)、肺炎球菌尿中抗原(-)
④ インフル(-)

2009年9月9日水曜日

米国式症例プレゼンテーションが劇的に上手くなる方法

「米国式症例プレゼンテーションが劇的に上手くなる方法 」

を読んだ。
プレゼンテーション力向上のヒントが散りばめられている。
ほかの大学の友たちの話を聞いていると、自分の大学は学生でもプレゼンをする機会は割りと多い方だと思うが、フィードバックがもらえないので、慣れることはできるが向上させる機会はあまり多くはないと感じている。

パワポの構成1つ取ってもプレゼンの仕方の平均値は、米国式の方が高いと感じることが多い。

プレゼン力はドクターの身に着けるべき最初の力であり、この力がその力量を反映する。・・・と1年前くらいに聞いてそのときはピンと来なかったが、今では確かに頷ける。
いかに伝えれば相手に効率よく伝えられるのか?をこれからも磨いていきたいものだ。

今日の初戦は辛勝だったようでだ。とりあえず、全体で勝てたのは自信につなげてほしい。

2009年9月7日月曜日

誰から一番学ぶのか?

一番学ぶことが多いのは、同僚や同期のような気がする。最近そう言われたし、自分でもそう感じることが多い。確かに先輩にも同期にも後輩にも恵まれるのが、理想だが。同期に恵まれるのが、仕事や勉強をする上で必須の条件な気がする。

実際、年齢や経験が上の先生はロールモデルという位置づけにできるが、接する時間は限られているし、聴くことができることもかぎられてしまう。

気がついたら今年も関東学生テニスリーグの季節がやってきた。なんか知らないがそわそわしてくるのは、自分だけだろうか?
http://www.geocities.jp/kanto_gakuren/
残念ながらコートまで応援には行けないけれど、後輩たちには頑張って欲しい。
1つのことに打ち込めるのは、学生の特権だから。もちろん勝って欲しいが、万が一結果が伴えなくても、達成感とその過程で得たタフネスやら経験やらは一生ものだと思う。
この時も同期に恵まれたと切に感じる。あの時の同期は皆、それぞれ別々の道に進んだけど、その先で活躍していて、自分だけ取り残されたような気がする。そう思えるのも、今のうちは振り返るだけの余裕があるからだろうか。
どうしようもなくしんどい状況をくぐり抜けた集団は、それだけで一種の連帯感が生まれる。

2009年9月6日日曜日

リーダー・指導医・ロールモデル

すごい指導医(研究室でいう直接指導を受ける先生を想像してもらえるといいかも)はスーパーマンでなくてよい。

・・・このことを沖縄に行って実感した。聞けば何でも知っていて、その根拠となる論文すらも諳んじることができるスーパーな人を勝手に想像していた。「それはわからない」「そうか。覚え間違いをしていた」と超有名な先生方が素直に認めるところを目の当たりにして、理想の指導医像に大きな影響を得ることができた。若手を導いていくために必要なものは、決して超人的な能力ではない。キャリアや立場を超えて共に学んで切磋琢磨できる環境を提供し、大きく逸れないように時に軌道修正をできる人なのではないか。

また、自らのステップアップのために経験が豊富な先生が自分たち学生と同じようにシャドウイングをしている現場を目の当たりにした。もし、自分が同じ立場だとしたら、同じようにできる自信がない。歳や経験を積んでも、挑戦し新しい一歩を踏み出せる可塑性は残しておけるようにしたい。

前記の指導医像に関連して、リーダー論についても若干触れておく。
理想のリーダー像に普遍的なものがないように、その組織なりその状況なりに一番最適な人がリーダーになれるのが一番だ。といっても、人によって俯瞰する能力が高い人もいれば、細部を精度高くこなせる人もいる。
時代が変われば、求められるリーダー像も変わる。日本の次のリーダーは、この国の舵をとれるのか?

研修医のための腎セミナー

に昨日参加してきた。

S藤先生の水・Naの考え方についてのレクチャーは秀逸だった。さすが、教えなれていると感じた。一枚一枚のスライドを視覚的に訴えるようなものであったし、全体の構成も、思い出すためのreview→ケース→ケースのreviewでうまいと思った。

沖縄でケースカンファに参加させてもらった時、水とNaは分けて考えるようにと教わった。その時は時間の関係で詳細を教えてもらえなかったので、のど元に小骨が刺さっているようなモヤモヤする感じが残っていた。ちょうど、そのもやもや感を払拭してもらえる内容で、最適な時期にレクチャーを受けられたことに陰ながら感謝したい。

W手医師セミナーでも講義があるので、それも楽しみにしている。

2009年9月1日火曜日

1Q84

帰ってきて、読みかけだったので一気に読んだ。過去の作品も有名なものは、だいたいチェックしている。自分は周りの多くの人のようにファンではないが、読んでも損はないと感じた。エンターテイメントとしても、教養としても、共有知識としても。
自身にとっても久しぶりに小説のジャンルの本に触れられて、抑圧された想像力をフルに発揮できるいい機会だった。

過去の社会派の作品からの影響が読みとれた。
伏線もうまく張ってあって、まとまっている印象がある。人によっては円熟の域に達したと感じるかもしれないし、人によっては若い頃の勢いが弱まってこじんまりした印象を受けるかもしれない。

一回しか読んでいないが、多くの人がいうような続編への期待はあまり感じなかった。確かに上・下でなく、book1, book2としていることからも続編が出せる設定にはなっているだろうが。その理由は、前記のように2巻でまとまりがありすぎる。1巻―2巻のつながりに比べて、2巻―3巻があまりにも希薄になってしまうのではないか?ファンや読み込んだ人にはわかるヒントや伏線があるのかもしれないが。そこらへんは一普通の読者にはわからなかった。
世界観は底流に組みしながら、人物などの設定をし直した形での事実上の“続編”の可能性はありだと思う。

Okinawa2009

2週間半で感じたこと・・・

まだまだ自分の知らない凄い人たちがたくさんいることを肌で感じた。
机上で学んだ並列的な知識を、臨床では直列に並べ替えないと使えない。
一定期間毎に外部の空気を入れないと、どんな人であれ組織であれ閉塞していく。
仕事、家庭、自分の3つの軸で常にベストの答えを導き出す。

多くの人に出会い、話を聞き、よくしてもらって、多くの刺激を受けた。
来年も訪れるだろう。先輩達の姿を見る限り、ゆっくりしている時間はほとんどないだろうけど。