2010年8月2日月曜日
MGH日直第2弾
水戸のMGHの徳田先生の元にお願いして、日直に入らせてもらった。今月で2回目。
最近、卒試、国試やSTEP2の勉強で座学中心のため、今まで培った(といってもそれほど大それたものではないが)臨床感覚を取り戻すには貴重な一日だ。
Dr志水と岡山大・琉球大の5年生を入れて計4名。2チームに別れて対応した。
今までの実習では下の学年がいたとしても、指導医に並列についていたが、今回は直列。
間髪入れない日曜昼間の当直の中で、どう下の学年の方を教えればいいのか、悩んでしまった。しかも、もう片方のチームはDr志水と、明らかに不均等なため、自分と同じチームになって後悔されないようにしたかった。
あまり上手く教えられた自信はないが、なるべく本人で考えてもらって多くの患者さんに対応してもらうようにした。最高の先生は患者さんだろう。
やはりこの時期は熱中症が多いが、「熱中症みたいな症状で・・・」といって話を聴いてみると感染症の疑いがあったりと気が抜けない。
際限なく押し寄せる患者さんの波と格闘しているうちに気づくと15時。昼食をかきこんで、下に行くと同時多発的に対応しないといけなくなり、5年生とは離れ離れに。昼下がりは入院となるであろう他院から紹介されてきた患者さんの対応に追われて、気づくと17時。
バスは17時半発だが、それまでに間に合う見込みがないので、諦めて皆さんと電車で帰ることにした。
ゆっくり考えることができない臨床現場のスピード感が何よりも楽しい。
判断を迫られる場面もあり、その瞬間瞬間で自分の成長に繋がっていることが実感できる。
失敗も多かったし、(特に手技系は継続して行なっていない+脱水の方が多く基本的に難しい)至らない点も多かったが、とても勉強にはなる。
また来月も伺いたい。今月は半ばにも伺うが。
明日も、もがいて、もがいて楽しもう。