The Perfect Weapon: War, Sabotage, and Fear in the Cyber Age
某新聞のコラム欄に載っていたので、興味があり、kindleで読んでみました。
今後、日本語訳も出るようです。
"完璧なる兵器"とは
安価で、地球上のどこからでも仕掛けられ、攻撃力の高い兵器とは、インターネット上での攻撃です。ITのもたらす、"地球村"としての全体の距離が縮まり、なんでもネット注文、検索できる利便性の反面、負の側面について、取り上げられています。
米国の焦り
これまでIT分野で優位を保っていた米国の焦りが感じられます。
米中の実態社会の裏で繰り広げられる駆け引きや、その気になれば当局が情報を抜き出せるような仕組みが仕掛けられているのでは、というセキュリティの懸念から某大手有名中国IT企業の米国市場からの締め出しなどにつながっています。
ニュースの裏に
最近のIT関連の米中の間にあるニュース、SNSによる選挙介入など
多くの社会の動きはインターネットとの関わり抜きには考えられない時代に突入したことを示しています。
急速にインターネットが普及し、うまく距離感をもって付き合うことが難しくなっていることを示しているのかもしれません。
それにしても、AIやcyber securityはホットな分野ですね。