2013年3月2日土曜日

知のソフトウェア

知のソフトウェア 
立花隆

以下引用
「人にものを問うとときは、必ず、そのことにおいて自分も問われているのである。」
以上引用終了

問いをたてる時に、問いそのもの、問う人、問われる人(自省の時などは問う人と同一のこともある)がいる。各々に十分吟味が必要で、さらに、その問いの前後の文脈や問う時の環境・状況なども勘案すると、然るべき時に然るべき人に然るべき問いを投げかけるのが、いかに難しいのかは、言うに及ばない。

どれだけ情報をインプットし、それを練ってアウトプットできるか
筆者は別の書物で、100インプットし1アウトプットすると記載していた。それぐらいの凝縮をして、初めて筆者の納得するものがアウトプットできるのかと感心したことが以前あったと記憶している。

記された時からかなり時間が経っており、一部内容としては今の時分にはそぐなわい点もあるが、根底に流れる「いかに情報収集するのか」の姿勢は今でも十分役立つし、十分に刺激された。

久しぶりの読後感で、いまいちまとまりがない気がする。