2010年5月29日土曜日

Invictus

南アフリカ共和国初の黒人大統領、ネルソン・マンデラとラグビーワールドカップについての映画。
27年間の投獄生活にも耐え忍んで(まさにInvictus、不屈だ)、大統領への道を勝ち得、アパルトヘイト撤廃に尽力(実際に全廃したのは、デ・クラーク)した。
経済的には軌道に乗らず足掻いているが、サッカーワールドカップの成功を心からお祈りする。

スポーツの力ってすごい。
1つの国をまとめ上げる力もあり、全く見知らぬ人とも一瞬で打ち解けられる力もある。

こちらに来て思うことは、旧英国領の国々(英国、豪国、印国、ニュージーランド、そしてバングラデシュなど)はクリケットが盛んだ。
ルールはいまいちよくわからないが。何日もかかるらしい優雅なスポーツだ。
ゴルフ、クリケット、テニス(器具の改良前は)全てどこかに余裕のような優雅さを兼ね備えたスポーツな気がする。

そう考えると野球世界一を目指すんだ!!と騒いでも、
それが盛んな国々の中で、のみのお祭りなんだと思う。
スポーツ界全体でみれば、ある一群の中でのことで、その外は以外に冷静。

それぞれの国が盛んなスポーツがあって、御得意なスポーツが1つ2つある。

ちなみに大学生として、これがワールドカップ3回目(1、5、9年)。
さらにちなみにベンガル語で、お茶を「チャー」という。

米国と中国に挟まれた日本、インドとパキスタンに挟まれたバングラデシュ(実際はインドと一部ミャンマーに隣接するが細かい話は抜きにして)。
国旗だけではない、両国の共通点がある。

Polish thinking 思考の精米率
100% 脳内思考
80% 会話
25% ブログ
1% プレゼン
0.5% Twitter

Personal Dhaka memo 4


ショッピングモールに行ってみた。
「Dhakaのイ○アス」だと勝手に思ってみた。
お世話になっているドクターの方々(バングラデッシュ人、米国人、日本人)と行った。

人ごみに行くと、「ガイジン」は珍しいらしい。
特に西欧の人は目立つようで、記念撮影を求められたりさながら有名人扱いのようだ。
東洋人はそれほど騒がれないが、「どこから来たの?」と聞かれる。
小学生の頃、社会科見学で偶然海外からの方が通りすがった時に「ガイジンだ」と騒いだら、引率の先生に怒られたことを思い出した。

「2012」を観た。150TAKA(200円程度)。
最初にスクリーンに国旗掲揚と国歌が流れ、全員が起立した。初めての体験で新鮮だった。
その後、途中で何回か映画が中断された。時には、休憩時間として(でも映画の展開は完全無視したタイミングで)、時にはテクニカルな問題で。
そしてエンドロールも途中で切られた。
日本人感覚だと、「金返せ」とかブーイングが起こりそうだが、こちらの人は万事「テキトー」。
この「テキトー」感がいいように働く時もあるし、うんざりする時もある。
日本の消費者ってサービス・品質にうるさいんだな。

「2012」の映像クリエーターの方に話を聴く機会があっただけに、舞台裏を少し知っているだけに、楽しみ方も少し変っていた。
マネーショットやVFXのシーンは基本的に画面の端の物体の動きに注目して、観ていた。
ハリウッド的には普通だろうが、少々VFXをやりすぎ感があり、逆にリアルに感じられないところもあったが。

要は現代版「ノアの方舟」。
米国のトップだけは、国とともに・・・というのはなんともハリウッドらしい。
現政権誕生前に、配役が決まっていたとしたら、先見の明ありと言えるだろうが。


その後、New Marketに行ってみた。
医学書もびっくりするような安い値段だが、乱丁も当たり前なので、よくよく吟味して買わないとならない。
バングラ歴2週間、ベンガル語は小学生レベル以下の自分には、このマーケットで値段を交渉し、中身を吟味し、買い物をする自信は全くない。
まず、相場がわからないので、最初に提示された額が高いのか安いのかを判断できない。そこの店が良心的かボッタクるのかも知っていないと判断できない。
そして、値段を下げたいにもうまく説明できない。「少し古めだから・・・」「他の店では・・・」と言いたいが、全くベンガル語ができない。
探している医学書があれば、買おうかとも思ったが、あまりメジャーな本ではないのかどれも見つからなかった。

ここでの生活は基本的には、値段は決まっていない。
リキシャ(人力タクシー)、CNG(天然ガス駆動の小型タクシー)に乗る時も値段を交渉すると、必ず「ガイジンプライス」を吹っかけてくる。
ガイジンを乗せるのは現地人に比べれば面倒なことだし、一般にガイジン=金持ちという印象があるらしい。
全てがこちらの買いたい額と、あちらの売りたい値段の妥協点を見出すことから始めるので、市場原理と駆け引きを体感できるので、余裕があれば楽しくはある。
時に例外的にFixed Price(値札付き)のマーケットもあるが、一般マーケットより割高なことも多い。

100TAKAはレート上はおよそ150円だが、こちらの人に取ってみては自分たちの1000円くらい。
幸いにも円が強いのは、自分自身のお蔭ではない。黙々と働いて現在の円の地位を築いてくれた先達のお蔭だ。
単純なレート上で考えると「安い」が、自分のお蔭ではないので、手放しに喜びたい気持ちにはなれない。
なるべく、現地の金銭感覚で生活するように心がけたい。

富裕層と貧困層の格差がものすごく離れている。
スラムや路上で生活している人もいるし、金に糸目をつけずにゴージャスな生活をしている人もいる。

そして、多くの人がベンガル語の他に英語も話せる。聞くところによると、国策で小さなころからかなり英語に触れあう機会が多いらしい。
もちろん医学・看護は英語で教えられるので、スタッフは全員英語を話せる。
特に国際的な研究機関とだけあって、その中でも流暢に話せるスタッフが集まっているのかもしれないが。

こちらでの生活は、他のどの国よりも(っと言ってもそれほど多くの国を訪れた訳ではないが)事故、疾病に見舞われやすい。
現地紙の一面を飾るのは、交通事故による死亡記事。
交通ルールは基本なく、運転が荒い。
道を逆走したり、リキシャが大通りを通ったり(大通りの通行は禁止されていることに一応なっている)
バスの運ちゃんも平気で熱くなって、カーチェイスを始める。

そんなここでもの生活ももう少しで折り返し地点。
絶対に一人では、ここまで来て、このような経験をすることはできなかった。
多くの有形無形の助けがあって、できたこと。
それだけに、これから期待されている分も大きく、背筋が正される気分だ。

Official Dhaka Report 3

Dr.T is my supervisor. He got his PhD in my University. He is relatively kind to me and other student who came from same University.
Yesterday, he presented his experience to visit South Sudan.

His report was so nice.
His talking is simple, clear, and sometimes humanized.
I thought talking an hour is difficult.

Dr.Y, Japanese doctor, who researched ICDDR,B, said he has multi-talent to do clinical activity, research, and teaching. Those abilities are essential to become a professor.

It is also my good experience to meet those great doctors and persons here.

Personal Dhaka Memo 3


新しいルームメートも急性消化器症状に悩まされている。
一緒にいた学生も血便に悩まされたりと、ここを訪れる最初の登竜門なんだろう。
自分は、先週は悩まされたが、今週は回復し順調に研修出来ている。

インターネット環境に安定して接続することは難しい。
近くの付属のゲストハウスにノートPCを持っていけばつなげられるが、安定しない。50%くらいでつながらない。
病院に持っていけばほぼ確実につながるが、そこまで持っていくリスクを考えると、毎日は持っていけない。
少しくらいのアバウトさは大目にみよう。

西洋系の女性は特にひったくりに遭いやすいという話をよく聞く。
必ず持ち歩くものは、盗られてもいいものだけにしないといけない、とよくアドバイスを受ける。

この国の名誉のために言っておくが、ほとんどの人達はフレンドリーで真面目だ。

明日は、祝日なので、午前中病院に行って、午後は先生方とショッピングモールなるところに行く予定。
極東情勢は、余談を許さない。

Official Dhaka Report 2

In Islam countries, holiday is Friday and Saturday.

Today is Saturday, but I went to cholera hospital.
ICDDR,B is said cholera hospital by people.

We couldn't save one young life. This is my first experience to pediatric CPR (CardioPulmonary Resuscitation).
In the limit situation, doctor's physical exams are most useful and reliable things.
It means when the patient is in abnormal vital situation, the medical machines cannot detect correct vital signs. Human's five sense is most reliable things.

We have to learn from her. We should make the most of this experience for next patient.
I've never forgotten today.

My sense for vital signs have strained well.

Personal Dhaka Memo 2


題名をReportではなく、Memoにすることにした。

「こちらの下痢はたちが悪い。全て持っていかれる」
自分のは、Traveller's diarrheaの60%がETECであるとの考えから、毒素を腸管から出しきってしまえば治るだろう、と整腸剤のみで粘っていたが、一週間しても治らないので、ついに抗菌薬投与を開始した。1日でかなり腹痛は収まり、抗菌薬の偉大さを身を持って実感させられた。
他の国から来ている医学生も下痢にやられている。自分よりもかなりひどいらしく、血便にまでなってしまったらしい。
食べたものも、飲んだものも、やる気も、そして時には命も、持っていかれる。

ちなみに、こちらでの下痢トリアージは①血が混じっていないか、②いつから続くか、③発熱は、の3つ。確かにかなり的を得た質問だ。

暦上は齢を重ねざるを得ない日は、1時間に1回のトイレとの往復で費やされた。


帰国後発表会があるが、今年は人数も多いし、オフィシャル以外でも貴重な経験をしている人も多いはず。
何とか皆の経験を後輩に伝えられないものか?
この海外実習発表会は、自分が入学時から欠かさず参加していたもので、多くの刺激とやる気をもらってきた。自分としては、5回目でついに聞く側から話す側になるわけだが、何とかその恩を少しでも返したいところ。
現在、妄想中なのはオフィシャルの報告会後、懇親会の会場にプロジャクターを持ち込んで、そこでセミオフィシャルに追加できないかと考えている。
事務の方と連絡を取ってみようと思う。インターネット環境がかなり貴重かつ不安定なので、妄想が現実化するかは不透明。

今現在の世の中の流れとして、PowerPointは時代遅れと化しているらしい。
紙芝居を使わないと、伝えたいこと伝わらないなんてプレゼンテーター失格ってことか。もっと精米率を上げて、言葉だけで伝わり、オーディエンスと対話しろってことか。
確かに、巷で名演説と言われるものは、パワポに頼っていない。
個人的には、PowerPointなし、もしくは枚数を限りなく減らしたプレゼンへの道を模索したい。

複数の信頼できる筋から得た情報では、Michael SandelのJusiticeが熱いらしい。
見たいけど、ここのネット環境(って言っても5分歩かないとネット環境にすらアクセスできない、この文面も宿で書いてアクセス環境まで行ける時にアップしている)は動画再生できないナウ。くそー早くチャックしたいのに。
スーパーな授業・演説・プレゼンを聴いて、それを糧に名プレゼンを模索したい。

Kindle bookで購入した。Mountains beyond Mountainsを読んでいる。
Paul Farmerカッコ良すぎる。確かに、こちらに来ている外国のドクターでFarmerに似た境遇の方もいらっしゃる。

2010年5月20日木曜日

Offical Dhaka Report 1

This is my first week to study in ICDDR,B (The International Centre for Diarrhoeal Disease Research, Bangladesh).

I want to summarize here for my reminder.
Previous one (Personal Dhaka Report 1) focuses on my daily life and what I thinking. Here, I want to focus on medical issue.

1. All doctor make a point of vital sign and physical exam.
Of course, there are not enough medical equipment, but it is important attitude to search a variety of signs from patients.
They check pulse more seriously,
This is my first time to see xerophthalmia (fortunately it is reversible).

2. It is important to check quality and quantity of patients' stool to presume the pathogen.
I only knew rice-watery stool is likely to cholrea.
But there is more information to detect E.coli, Shigella, or Salmonella.
Of course, doctors use other information (like history, general appearance, and abdominal physical).

3. Poverty and poor nutrition state directly connect to infectious diseases and other
diseases.
Normal nutrition people don't tend to get severe condition. On the other hand, poor nutrition people tend to get severe and have to cure their diseases and to improve nutrition state.
We can really know how social and economical condition is important for prevention and healing diseases

4. There are remarkable electrolyte abnormality.
When Japanese doctors found such a worse electrolyte abnormality, the unit would be in turmoil.
I could know how electrolyte abnormality make symptom.

First of all, I have to correct my electrolyte abnormality.

Personal Dhaka Reprot 1



自分がどれだけcontext-richな環境にいたかを知った一週間だった。
全ての常識を一から学び適応していく。
信号がない
力車やCNG(緑のタクシーのような小型車)は道路を逆走する(というかこの世界に交通ルールは存在しない)
blackout(停電)はいつ起こるかわからない
道端では・・・が

いろいろ日本人マインドから観るとツッコミどころ満載だが。。。ツッコミ始めるとキリがないので。

でも楽しい。
カオスなのに、全てのヒトが目に不思議な力を宿していてエネルギッシュだ。

今のところはそれほど世界観の転換には至っていない。むしろ帰ってからcounter culture shockに陥りそうだ。

この世界をバランス良く理解するためには、キリスト教の国々しか知らないのは偏っていると思う。ムスリム系の国を知っていることも必要なんだと思う。

とりあえず、ベンガル語で
「こんにちは。Taka(現地通貨と同じ、ここで笑いをとる)と言います。日本の医学生です。診察しても良いですか。熱ありますか。ありがとうございます。」
までは言えるようになった。手の開いているスタッフに片っ端から教えてもらって、目下練習中。
方言があって、同じフレーズでも発音がヒトによって若干異なるため、複数のヒトに聞いて最小公倍数の発音を採用しないと通じにくい。

到着して以来下痢+腹痛が収まらない。まさか初っ端から洗礼を受けるとは。
毎日12時間寝ても治らない。
そろそろ抗菌薬投与を開始すべきか。
来週には落ち着いてくれることを願うばかり。

2010年5月15日土曜日

出発

最近某つぶやきツールがメインになり、更新が滞りぎみだ

10日間程度の滞在だったけど、いろんな人に会えて良かった。テニス友達や山仲間に会えて、日本酒も摂取でき(たが全て体外に)たし。

就活も思うようにはいかなかったけど、働ける場があるだけ幸せだと思おう。

予備日がないと、不測の事態に対応できないね。
出発前に経口コレラワクチンを東京で摂取とおもいきやすでに日本では中止に。総武線はダイヤが乱れ、若干やばいかもしれない。

最強の腸内細菌をゲットして、価値観の変換をもたらすような貴重な体験をできるはず。

これから出会う未知の体験を楽しもう。いってきます。

2010年5月9日日曜日

帰っている間に

まず、卒試の問題集を託して置いた友達から受け取る。

その後都内に移動
①腸チフスの予防接種
上腕下半分の方がその後のうずきが少ないと感じた。
②キャッシュカードにヒビが
これすなわち引き出せない=手持ちの軍資金でしばらくやり繰りしないと
③銀行にダメもとでいってみる
休日相談窓口がやっている支店に行ってみると、「住宅ローンの相談しかしていませんよ」と警備員さん曰く
④山友達とラーメンを食べに


有名ラーメン店っておいしいけど量が・・・ってイメージがあったが、かなり食べ応えあり。
⑤山屋に
見ていると欲しくなるが、軍資金の補給ができないので退散
⑥低Na血症についてのセミナー
パールはtwitter参照(だぶんそのうち)
⑦本屋で立ち読み
池上彰氏、ユニクロの経営手法について、20代にやっておくべきことについて、の本を立ち読み
⑧前大学の友達に○年ぶりに

みんなスゲー久しぶりだけど、全然久しくっていない気がしない。皆社会に出て仕事が落ち着いてきた時期なのだそうだ。周囲の結婚話が半分を占める。

そして終電で帰ってくる。

今日は髪切って、ランニングして、書類書きして、そして千葉の病院に向かう。
時間が区切られていると、今しかできないことをやっておこうと思考しがちで、あれもこれもと欲張りがちだな。

キャッシュカード復元は来週末までお預け。
便利な時代になったようで、実はかなりもろい部分もあることを実感。

2010年5月6日木曜日

Back to Japan temporary

This is my first time to write this blog from iPhone. From Goggle app, we cannot directly jump to Blogger, blog account which is served by Google.

In the afternoon, I feel severe dizziness. I was obliged to lie. I think I lost my precious productive time. I have to recover from jet lag as soon as possible.

When I wrote about Kindle for PC in my twitter, Amazon started to follow my Twitter. I could know their strategy to watch the custmors' trend.

I'm interested in the election for prime minester in U.K.

I took the vaccination of hepatitis A and Japanese encephalitis. I went to dentist to treat my caries. Day after tomorrow, I will take a vaccination of typhoid fever. Next week, I will observe one of educational hospitals in Chiba prefecture. And the weekend, I will depart to Bangladesh.

This article lacks unity. When we write in small device, we cannot see the whole of writting. It means we cannot elaborate enough.

2010年5月4日火曜日

Goodbye, Montreal !!

Today, I went back from Montreal to Japan.

There was a happening in my first flight.
It was delay one hour, because the plane have to change its broken tire. My flight schedule was tight. It was only 75 minutes for my transit in my schedule. Therefore, it remain 15 minutes to transit.
In the airplane, there are other passengers who go to same destination, Narita.
The staff from the airplane company guided us. we have to rush to international depart port. Fortunately, I can ride the second plane. My stay time in Toronto airport was only 15 minutes.

One of my attending doctor told us that we have to keep our mind open, because medicine is always adventure.
I thought there are always happening in life.

Totally, I transit 8 times, subway, bus, and airplane to go back my hometown.

2010年5月3日月曜日

Cirque du Soleil, Totem




Today was my final day in Montreal.

The hometown of Cirque du Soleil is Montreal. Therefore, Montreal is the first place to start new performance.

The cheapest sheet is even burden for a student. I want not to save the cost for those investment.
My experience to watch circus was only Bolshoi circus for a long ago.

Today was Sunday. So there were so many family groups. I couldn't find any extra available seat. I thought the distance from stage was near from my seat.

It was so exciting for me.
Their physical preform was high quality. They used many stage effects to show their performance more effectively.
It was art, circus, and musical.
Real performance and real music has risk to fail. Audience can feel the player's tension and breathing. It lead audience and the player together.

I want to check it in Tokyo too.

2010年5月2日日曜日

McGill大学感染症内科における実習の報告



2010/4/5~2010/4/30にかけてカナダ、モントリオールのMcGill大学感染症内科にて実習させていただいたので、ご報告させていただきます。
1ヶ月間、1つの病院にて学ばせていただいたので、あくまでカナダ全般またはケベック州全般について言及しているわけではないこと、また日本での経験も医学生として筑波大学にて経験したことを前提に考察していることを最初に断らせていただきます。

ケベック州はフランス語圏のため、日常生活はフランス語を使っていますが、McGill大学は英語系の大学のため、チャート(カルテに相当)は英語で記載されます。フランス語での会話を好む患者さんに対しては、他のスタッフの方や隣の患者さんに通訳をお願いすることで対処しました。実際、自分も挨拶と自己紹介しかフランス語ができない程度でした。

自分の場合は、公募でアプライをしました。カナダは米国に比べて比較的海外の医学生を受け入れています。大学からの受け入れが確定した後は、在日カナダ大使館からの一時滞在者査証の手続きがあります。

 大学付属の病院というものはなく、大学といくつかの教育病院が提携しレジデントや医学生を受け入れていました。自分はその中のRoyal Victoria Hospital (RVH)という病院にて研鑽を積ませていただきました。伺ったところでは病院間では、大きな違いはないとのことでしたが、RVHは比較的移植件数が多く感染症内科が忙しい施設だとのことでした。

 感染症内科の一日は、朝集まり新しいコンサルテーションや前日までのフォローアップの患者さんの担当を確認し、病棟に散っていきます。フォローアップの途中で、新しいコンサルテーションを受けていきます。昼過ぎに外来を終えたattendingのドクター(指導医に相当)を交えてチーム全員で集まり、それまでの報告やディスカッションをします。その後、新規コンサルテーションや問題症例をチーム全体で回ります。
 経験させていただいたのは、敗血症、尿路感染症、脾膿瘍、蜂窩織炎、感染性心内膜炎、肺炎、猫ひっかき病などです。日本での臨床経験がないため単純な比較はできませんが、偽膜性腸炎とその疑いの患者さんは多い印象です。
最も印象に残ったのは、移植前評価のコンサルテーションです。潜在感染症の評価や移植前に勧める予防接種を考えるという経験をできたのは、大変貴重だったと思います。

コンサルテーションという立場のため、多くの病棟に伺う機会に恵まれました。印象としては、救急医療、ICU、移植医療がやはり日本より充実していると思います。特にERは、マンパワー・資材が充実しており、規模や位置づけが日本とは異なると感じました。移植医療も専用の病棟があり、免疫抑制状態での感染管理の難しさを学ぶことができました。それと共に日本での遅れを実感するに至りました。

様々な国から集まってきているので、スタッフも患者さんも様々な背景のため醍醐味があります。実際に、患者さんの出生地や滞在地が全世界に及んでいるので、個々の症例毎に考慮する起因菌も変わっていきます。
オマーンからのレジデントやメキシコからの医学生と一緒に研修し、仲良くなることができました。お互いの国の医療事情や医師としてのキャリアプランの違いを知ることができ、大変刺激になりました。

英語力を不安にされている方もいらっしゃると思います。自分も会話はできますが、少し抽象的なことや、ましてやディスカッションをできる程の英語力を持ち合わせてはいません。そのため、プレゼンテーションが一番の壁でした。他のスタッフがメモ書きでこなせるところでも、プレゼンの下書きや一緒に回っている医学生に対する練習をして十分な準備をして臨むようにしました。

日本が全体的に巣篭もり・内向きになりがちな中でも、オープンマインドさえ持って外に飛び込めば、広い世界と小さな自分を知ることができます。若いうちに多くの違う価値観に触れておくことは損にはならないと思います。

From Gaztte


There is like Yoyogi park in Japan. Next to the Olympic stadium, there is huge park.

I've never had a time to read newspaper since the beginning of the last month.
Yesterday it was my first time to buy and read newspaper.

I concerned about the two following articles.

The first one is the title of "Bad medicine."
In the editorial opinion, the author wrote "We have strict rules limiting shift time for pilots and bus drivers; why we are so relaxed about the alertness of medical residents?"
From the side of patients, they want to keep the quality of health care by strict shift time.
How many people know the shift of doctors in Japan?

The second one is "A bonanza for drug makers."
The article point out the problem of DSM (the bible for psychiatry to make a diagnosis).
It made us classified unnecessary psychological diseases. Doctors prescribe more medication. It means drug company earn more.

The quality of articles in newspaper is easily above the Japanese one, which only introduce from other famous newspaper.
Japanese media make so much fuss about an article which called Japanese prime minister "loopy."
Someone said that "the foreign media make us understand essence of the problem, but Japanese media make us get the puzzle"

In my impression, Quebec is under the British influence. They tend to quote British medical journal, like BMJ or Lancet.

I'm looking forward to watch Totem tomorrow. Of course, my seat is the cheapest one.


Yesterday, in my final presentation, I read out "12" as "twenteen." I paid all my attention for the content of the presentation, so I missed to find my mistake of pronunciation.

2010年5月1日土曜日

Fimal weekend in Montreal

I've just decided my schedule in this weekend.

Today, I will visit the Montreal Bontanical Garden.

Tomorrow, I will watch a show of Cirque du Soleil, the title is Totem.
This is my first time to watch Cirque du Soleil. I'm really looking forward to see it!!

終わってみて



ついに終わった。一つの節目だ。

決して1ヶ月楽ではなかった。
1つ1つ壁を登らないとならなかった。
まずは、スーパーの場所、バス・電車の乗り方から学ばなければならなく、PRGで転職した気分になる。

いざ研修が始まると、
何回迷ったかわからず、ページ(PHSも使っているがこちらの方が一般的)の仕方も初めはわからず、チュートを書くのに半日かかったり、枚挙に暇がない。
病棟では無理難題を振っかけられたり、全く関係ない感染症絡みの相談をされたり・・・(イヤイヤ学生ですよ。自分は。そんなこと聞かれても・・・と内心閉口しながらも)
最終日に近づくにつれ、自分の顔を覚えてくれる違う科のスタッフがいたり、他科のドクターやナースとのコミュニケーションもとれるようになってきた。

最初は、語学力不足からトラブルに巻き込まれるのではと、かなりビビっていた。ベッドサイドに行くのが怖くなかったと言えばウソになる。

メキシコの医学生は、以前にも米国でリサーチに参加していて、まだこれから2ヶ月カナダにいる。そして、その後一時本国で実習して、また米国の有名病院2ヶ所に勉強しにいくとのこと。
自分のスケールの小ささにびびった。

それでも、学生にも関わらず、他科のスタッフは真剣に話を聞いてくれる。

ニッコリ笑って「Excuse me?」,「Sorry?」と声をかければ大抵の場合は怪訝な顔はされない。語学力のなさと、人見知りでついつい引っ込み思案になりがちなことも多々あった。が月末に近づくにつれ少しづつ修正されてきた気がする。

今回の研修で、閉じかかっていた自分の目が開いた気がする(まだ完全に開いたわけではないが)。
Open Mindを持ち続けよう。
そして、とりあえず今日は休もう。

day 19


Today was final day to study in Montreal.

Two doctors got their holiday. So today was so hard for staff who remain in the hospital. I followed seven patients and written two new consultation sheets.
First one is in ER. I've had to summarize the history in noisy ER. I've used my energy more than necessity.

This training was clearly divided between on and off. When we start to work, it was busy, but not work so late in languid pace.
Time and tide stay for no man. After start one day, I feel the end of date come in a moment.
We couldn't eat lunch also today. I thought we could eat lunch only half of weekday.

After working, I and another medical student went out to eat late lunch in 6 o'clock p.m. I ate breakfast 6 o'clock a.m.
We told each other about the difference between Wasabi and other spice, national sport in Japan and Mexico, and comics.
He will stay Canada another two months. We are reluctant to leave each other.

I am not afford to consider tomorrow schedule. I've just exhausted.
I've taken a lot of picture, but my energy to upload these today.