2009年8月27日木曜日

ただいま!!


2週間半に及ぶ沖縄実習(?)から帰ってきた。

多くの人に出会えて、自分自身2週間半とは思えない刺激を受けた。この興奮を忘れないうちに、日常に反映させよう。


・・・とりあえず生活を復旧させないと

2009年8月8日土曜日

沖縄へ

昨日は、局所的豪雨の中、私淑している先生の講演会の中継会場に行った。
何回聞いてもためになる話で(多分5,6回目くらい)、最近はいつもと違う箇所に集中できるようになってきた。
大事な話は何回聞いても聞き過ぎることはない。

明日から沖縄に行ってきます。
病院を3か所見学に伺って、1日半くらい観光してくる予定。来週は一人だが、再来週からは友達と合流して一緒に回る。沖縄は研修が熱い地域で、今医学界を引っ張る多くの先生方がここでトレーニングをしていた。毎年、沖縄で卒業する医学生の数の倍に当たる初期研修医が、最初の一歩をかの地で歩み始めている。その熱さを学んできたい。
準備のために、初めて紳士服店に行ってワイシャツやらパンツやらを買った。今まで、(最初の)大学入学時に購入した一張羅で粘っていたもので。
去年の夏に九州病院見学、今年の春に屋久島、そして今年の夏と南に最近ご縁がある気がする。しかも今回は2週間半と、最近にはない長期(見学)旅行で、少しワクワクしている。今月末まで。
帰ってきたら、海外実習選考試験を受けて、また実習が・・・ww

TOEFLのスコアが返ってきた。良くはなかったが、一応最低限レベルはクリアしていた。模試の平均点通りの結果だった。

2009年8月4日火曜日

Step1について④

Dr.Aに「海外臨床留学を目標に準備していて、その目標が達成されればそれは確かに素晴らしいことだ。でも、例え途中でやめてしまってもそれはそれで、十分力になっているはずだ。Step2でやめてしまってもその分の力は身に付いているし、Step1でやめてしまってもその分の力は身に付いている。だから、チャレンジすることは全く損にはならない。」

Dr.Kに「Step1に投資した金で、今の自分の能力を買えるとしたら、間違いなく買っている。その能力は、投資した金額以上の価値があるでしょ」

・・・という言葉がくじけそうになった自分を何度支えてもらえたかわからない。
つまり、今投資した労力・時間・金額は嘘をつかず、それら以上の力が必ず身に着くはず。と信じて日々問題集のPCに向かっていた。
この作業は筋トレに似ていると思った。その効果が発揮されるのはまだまだ先で、とりあえず直近の課題には役立たない。そのタイムラグに耐えられるかどうかが問題だろう。

まず分野別に教科書を買って取り組み始めた。BRS behavioral scienceの薄いペラペラの教科書を読むのにも1カ月近くかかって、嫌気がさしそうになった。しかし、次のillustrated biochemistry, microbiology make ridiculousと冊数を重ねるにつれ少しづつ早くなっていくのが実感できた。

BRS behavioral scienceとillustrated biochemistryを終えた時点で、一冊通読法では途中飽きてしまうことがわかり、臓器・分野別読破法に移行した。例えば、microbiology make ridiculousの細菌の分野を読み終わったら、illustrated pharmacologyの抗菌薬を読むという具合だ。この方法は、飽きずにしかも被っている記載があるとより記憶に定着しやすいという利点がある。
臓器・分野別読破法でmicrobiology make ridiculous, BRS pathology, illustrated pharmacology, BRS biologyと一通り分野毎に単語や知識が着いたので、満を持して(・・・とこの時は錯覚していたが甘かったことは後でわかったが)問題に取り組むのだが・・・つづく

大学案内

今日は、知り合いの高校生が見学したいということで案内した。
自分も大学受験の時に、さまざまな人にお世話になったので、自分がその分を返せる出番がきたと思った。
どうしても入試のことが気になるようだったが、自分は大昔にとった杵柄だったので、あまり参考にはならないだろう。大学受験までは、他人との比較だが、そこから先は自分が何がしたいかどうなりたいかの世界になっていくので、そのギャップに自分を見失う人が多いのではないか。
確かに一大イベントだが、これで人生が決まるほどシリアスには考えなくても良いのではないかと感じた。しかし、自分も当事者になると必死になるだろう。

車がない、ここの大学の入試を経験していない、1年生の経験がないなどの不安要素があったが、とりあえず足を運んでもらったことに後悔させないような案内はできたのではないか?・・・と感じた。

自分が高校生に戻れたら何をしようかと思いを馳せた。
とりあえず、台風の進路が気になる。後は来沖する前に、家のPCがネットにつながるように復旧したい。

2009年8月2日日曜日

Step1について③

久しぶりにこの続きを書こうと思い立った。他に書くネタがなくなりかけているから、Step2に取り組み始めてその前に以前のまとめをしておこうと思ったから、などが端緒となったのだろう。

受験時期に迷っていたので、Kaplanの説明会に行ってみることにした。
Kaplanは予備校をイメージしてもらえるとわかりやすい。Step1に限らずTOEFLなど資格試験に関して多くのノウハウを持っている。Step1に関しては実際の授業だけでなく、ネット上の問題集(Q bank)や本の問題集(Q book)を取り扱っている。Step1関連のサイトにはここでのコースを受けることを勧めているものもあるが、学生の身分で手が出せるほどのプライスではないと思う。

その説明会で、偶然同じ大学のDr.Aに出会った。学生とドクターの違いはあったが、同じ大学所属で、隣の席だった。本当に偶然で、人の出会いの奇遇さをこの時ほど感じたことはなかった。Dr.AはStep2CK以外すべてパスしていたので、この後も連絡を取り合った。Step1に関してアドバイスをもらったり、教科書や書籍をもらったり、と本当に良くしてもらった。
今思い返しても、自分に影響を与えた出会いだった。自分が良くしてもらった分、次に目指す人に自分もできることはしてあげよう。

その説明会で、取り組み方次第で4年の夏でも不可能ではないという情報を得て、4年の夏休み(最後の2ヶ月間休み)を目標にすることにした。

2009年8月1日土曜日

case study 「進行性神経障害」

A 30-Year-Old Man with Progressive Neurologic Deficits
N Engl J Med 2009;360:2341-51 Case 17-2009

今週の担当は自分だった。同学年の半分夏休み(半分づつ2週間休みをとる)なので、人が集まるか心配だったが、5人も来てくれて、突貫工事で準備した甲斐があった。経過が長いので、経過をフォローするだけでも大変だった。2週に分けようかとも途中思った。情報量が多いので、ケースレポートからうまく取捨選択できるとすっきりプレゼンできるのだろうが、自分にはまだそのような力量がないので。

D/Dxとしては
SLE、RA、べーちぇっと、angiitis、Wegener, AOSD, PN, Reiter,
HIV(PML)、HSV、梅毒、TB
MS,TS, 海綿状脳症、
Brain tumor,白血病
PSL副作用、stroke, ペラグラ(B3)、脚気(vitB1)、Wernike(B1), 亜急性混合性脊髄変性症(VitB12)

MSとベーチェットが2大候補として残り、どちらかというとMSっぽいという議論議論の方向性としては
結局経過が全部提示するだけで2時間かかったので、最後の方の鑑別診断除外のための細かい過程や生検組織や剖検組織の所見については飛ばしてしまった。

輸液を学ぶ人のために

輸液を学ぶ人のために 和田 孝雄

を読んだ。途中TOEFLなどで飛びとびになってしまったが。
輸液の基礎の基礎を学ぶにはちょうどよい厚さだと思う。知らないことが多く、実習で輸液についてわからないことが、少しわかってきた。

術後のタンパク異化を抑えるために高カロリー輸液を用いるような雰囲気が出ているが、書かれた当時は確かにそのような考えだった。今の流れとしては高カロリー輸液の有効性はあまりないと考えられている。