2010年5月1日土曜日

終わってみて



ついに終わった。一つの節目だ。

決して1ヶ月楽ではなかった。
1つ1つ壁を登らないとならなかった。
まずは、スーパーの場所、バス・電車の乗り方から学ばなければならなく、PRGで転職した気分になる。

いざ研修が始まると、
何回迷ったかわからず、ページ(PHSも使っているがこちらの方が一般的)の仕方も初めはわからず、チュートを書くのに半日かかったり、枚挙に暇がない。
病棟では無理難題を振っかけられたり、全く関係ない感染症絡みの相談をされたり・・・(イヤイヤ学生ですよ。自分は。そんなこと聞かれても・・・と内心閉口しながらも)
最終日に近づくにつれ、自分の顔を覚えてくれる違う科のスタッフがいたり、他科のドクターやナースとのコミュニケーションもとれるようになってきた。

最初は、語学力不足からトラブルに巻き込まれるのではと、かなりビビっていた。ベッドサイドに行くのが怖くなかったと言えばウソになる。

メキシコの医学生は、以前にも米国でリサーチに参加していて、まだこれから2ヶ月カナダにいる。そして、その後一時本国で実習して、また米国の有名病院2ヶ所に勉強しにいくとのこと。
自分のスケールの小ささにびびった。

それでも、学生にも関わらず、他科のスタッフは真剣に話を聞いてくれる。

ニッコリ笑って「Excuse me?」,「Sorry?」と声をかければ大抵の場合は怪訝な顔はされない。語学力のなさと、人見知りでついつい引っ込み思案になりがちなことも多々あった。が月末に近づくにつれ少しづつ修正されてきた気がする。

今回の研修で、閉じかかっていた自分の目が開いた気がする(まだ完全に開いたわけではないが)。
Open Mindを持ち続けよう。
そして、とりあえず今日は休もう。