2010年5月20日木曜日
Personal Dhaka Reprot 1
自分がどれだけcontext-richな環境にいたかを知った一週間だった。
全ての常識を一から学び適応していく。
信号がない
力車やCNG(緑のタクシーのような小型車)は道路を逆走する(というかこの世界に交通ルールは存在しない)
blackout(停電)はいつ起こるかわからない
道端では・・・が
いろいろ日本人マインドから観るとツッコミどころ満載だが。。。ツッコミ始めるとキリがないので。
でも楽しい。
カオスなのに、全てのヒトが目に不思議な力を宿していてエネルギッシュだ。
今のところはそれほど世界観の転換には至っていない。むしろ帰ってからcounter culture shockに陥りそうだ。
この世界をバランス良く理解するためには、キリスト教の国々しか知らないのは偏っていると思う。ムスリム系の国を知っていることも必要なんだと思う。
とりあえず、ベンガル語で
「こんにちは。Taka(現地通貨と同じ、ここで笑いをとる)と言います。日本の医学生です。診察しても良いですか。熱ありますか。ありがとうございます。」
までは言えるようになった。手の開いているスタッフに片っ端から教えてもらって、目下練習中。
方言があって、同じフレーズでも発音がヒトによって若干異なるため、複数のヒトに聞いて最小公倍数の発音を採用しないと通じにくい。
到着して以来下痢+腹痛が収まらない。まさか初っ端から洗礼を受けるとは。
毎日12時間寝ても治らない。
そろそろ抗菌薬投与を開始すべきか。
来週には落ち着いてくれることを願うばかり。