2010年10月8日金曜日

街場のメディア論

街場のメディア論

「街場のアメリカ論」と交換して友人から借りて読んだ。

マスメディアは多くの方が一度に無防備に情報を受取るので、どうしても「当たり障りのないよう」になってしまいがち。そのため、常套句や紋切り型、定型化しやすい傾向に「多少」ある。
わかりやすい「犯人探し」「大組織対無垢な一般市民」「非難し、変革を求めれば良くなる」・・・この傾向に対する安住が、今日のメディアの没落にあるというのが、筆者の考え方だ。

本来、等価交換から始まったのではなく、自分らにとって「何かわからない」ものの交換、そしてそれに対する「感謝」から始まった。
そして、市場の考え方を導入するのが、馴染まない分野が必ず存在する。

これからは、サバイバルできるメディアだけが生き残れるように淘汰されていくのだろう。メディアだけに限った話では決してないだろうが。

地デジ化がまた1つのテレビ離れのきっかけになるだろう。自分も多分、敢えて買い換えたり、チューナーを用意したりしてまで、見たいとは思わない。
iPhoneを手にするようになってから、Wifi下ではiTunesのニュースをストリーミングし、無い時はあらかじめダウンロードしてあるPodcastを見聞きするようになった。

就職を機にテレビは卒業になるだろう。
今までありがとうございました。