2010年9月27日月曜日

立花隆と梅田望夫と黒川清と僕と

と大それた題名をつけてみましたが。。。
この御三方と自分がどう繋がっているかを留めておきたいと思う。
決して自分を同列にあげているわけではないので。

最初に立花隆氏の本を手に取ったのは、中学生の時で家にあった親が買った本が最初だった。その時は、特に大きな感動を覚えた記憶はなく、ただたくさんある本や作者の中の一冊、一人だった。

高校1年の夏休みに、夏期講習でお茶の水に訪れた。
その時は、昼食代にもらった小遣いを、ケチって貯めて、読みたい本を買っていた。
たまたま入った大きな本屋で脳を鍛える (東大講義 人間の現在) が平積みされているのを目にした。この本との出会いが自分の大きな転換点になったと思う。
それまで、教科書の範囲や差し迫ってきた大学受験だけが自分の狭い世界だったが、その本は「それから先にある世界」を垣間見せてくれた。そして、あまりに何も知らない自分を教えてくれた。
こんな面白い授業がある大学に行こう、とその時に決めた。

念願のその大学に入り、立花氏の授業も拝聴する機会に恵まれた。
その中で記憶に残っているのはジャーナリズムのこれからについての講義だ。
彼は、ITによってジャーナリズムに激動の時代が訪れ、これから大変革が起こる。そして、それに立ち会える君たちは幸せだ・・・うんぬんといったことを熱心に仰せられていた。その講義中に
「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」
「ウェブ進化論」
を必読と薦められた。その他に、
・日本語のみのネット情報ではもったいなさすぎる。BBCやCNNをみろ
・google readerはすごい
などの有益な情報をいただいて、即日実行に移した。

そして、時は流れ、自分はNEXT Universityへ(奇しくも立花隆氏も東大に2回入学しているが)。
医学界で尊敬してやまないKiyoshi Kurokawa氏のブログにて「ウェブ進化論」の続編といえる「ウェブで学ぶ」が言及されていた。
Kiyoshi Kurokawa's blog「ウェブで学ぶ:オープンエデュケーションと知の革命」、必読の一冊

まさに2つのDotが同じ方向を向き、ある地点で交差を瞬間だった。