2009年11月8日日曜日

今月の文春

今月の文芸春秋「小沢一郎 「新闇将軍」の研究/立花 隆」
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/

小沢一郎による権力の2重構造化、密室政治の弊害について言及されていた。
確かに、現在のマスコミの傾向(全てをウオッチしてるわけでは到底ないが)として、小沢一郎についての動静がほとんど伝えられていないのは、気になるところだ。

『田中角栄研究(上)』『田中角栄研究(下)』講談社
『田中真紀子研究』文藝春秋 2002年改
http://chez.tachibanaseminar.org/books/
などを合わせて読んでいるとよりこの記事の理解が深まると思う。良くも悪くも田中角栄は日本の政治に大きな影響を与え、その影響を受けている小沢一郎の権力の掌握で、名残が発揮されるのだろう。

政治に限らず、その成り立ちから現在に至る流れを知らないと、表面で起きた現象しか捉えられない。
最近、「知る」ことの対象が狭まってしまう傾向にあるので、適宜視野を広げるように気をつけないと。
最近仏語を勉強し始めた。語学を学ぶ時の最初に猛烈に伸びる感じが楽しい。