2010年6月17日木曜日
ダッカでの研修終了
終わった。5週間は早かった。
特に最後は、1週間で予防接種の状況を調べて、まとめたので大変だった。
そして病棟は大荒れだった。
日本では絶対に目にすることがないほど、多くの幼い命が目の前で亡くなっていった。
医療は悲劇に満ちていることをこれほど思い知らされた5週間はない。
無力感に苛まれながらも、それに浸る余裕もない。
次にこの地に来るときはドクターとして、力になりたい。一緒に働きたい。
そして、その為にはまず力になれるように研鑽を積まないと。
多くのベンガルの方々とお知り合いになれて良かった。
バングラデシュが好きになったし、少しでも日本が好きになっていただけたのであれば、幸い。
偶然、休暇をとるドクターと一緒の飛行機であることが判明したので、お子様達のベビーシッターの任を果たすのみ。
後は機内で下痢に悩まされないことをただただ祈るばかり。
写真はW杯で盛り上がるダッカ。ブラジル派とアルゼンチン派に勝手に別れて、お祭り騒ぎをしている。バングラデシュの国旗よりブラジルとアルゼンチンの国旗ばかりの街場。
そして、電気屋さんのスクリーンにできる人だかり。