2010年2月12日金曜日
地域医療
今週一週間は、I県最北端の医院にて実習させていただいた。
・日本には医療サービスが十分行き届いていない地域がある
「超」老々介護により成り立っている家庭もある
限界集落では、ある一定以上の規模でないと行政からのサポートの網から抜け落ちてしまう
医療資源の集約化も、そこまでのアクセス(またはデリバリー)を確保した上でないと成り立たない
・年を重ねるということは、ものすごく大変なことだ
行政や身近にお年寄りがいない方が考える以上に、多くのサポートや予想外の展開に対する糊代が必要
・医師を中心にした地域医療の展開
期待も大きいが、責任も大きい
持続可能性を保持した上で、緩やかな向上を目指す
子供の教育問題といった自身の犠牲や奉仕だけに留まらない要素もある
・技術を有している≠ニーズにこたえる
ニーズに満たない技術は、
ニーズを超過した技術は、満足にはつながらない
技術立国日本という意味は技術至上主義の肯定ではない
大きな施設にしかいないとわからない経験ができた
この職業には、このような選択肢もあり、なのだ
あと1ヶ月で空港が、あと5ヶ月でドクターヘリが導入される
→どちらも順風満帆なスタートとはならないだろうが、有効活用されることを切に願っている
来週からはしばらく下宿から通う実習(今年入って初!)
平日下宿で寝泊まりする感覚に違和感を覚えそう