2009年7月12日日曜日

発信しない考えとfeedback

語学は、読み・聞き・話・書きの4つがリンクして成長する
・・・と英語教師になった友達が言っていた。TOEFLの問題集にも同じようなことが書いてあったので、思い出した。

懇意にしていただいている先生から、日本人はinput(読み・聞き)はできるがoutput(話・書き)がpoorだ。だから、学会などに出席すれば理解はできるし、すごいことを考えているが、発信できない。

以下は自分の考えだが、
発信しない考え≒証明されていない仮説
と思う。発信しない限り他者からの意見や評価を得られず、間違っているのか、はたまた世紀の大発見につながるのかは不明のまま消えていく。このような傾向は英語力のみならず、国民性や教育の過程も関与していると考えられる。発信しない考えは、証明されていない仮説と同じくこの世界にとっては存在しないと同等になってしまう。

話は飛ぶが、前述の先生から伺ったfeedbackについての話
一般にfeedbackというと①Aが何か行為をする②その行為に対して他者Bが意見や評価を加える
と捉われている。自分もそう思っていた。
しかし、③その他者BがAの次の行為を見て変化を確認する
これでfeedbackが完了する。しかし、現場では②で終わってしまい、Bは言いたいことを言っただけで「教えた」と思ってしまっている。こんなことが間々ある。実際は③までしないとBがAのレベルに合った「教え方」ができているのかはわからない。実は、Bが想定している程Aのレベルは達していなく、Bの「教え」はAの理解の範疇を超えているかもしれない。
Education is change.

今日は都議選。投票権はないけど、結果に注視したい。