2009年9月30日水曜日

フラット化する世界と他流試合

インターネットや交通機関の発達で世界は、どんどん狭くなっている。最新情報へのアクセスは、やろうとしればどこでもできる時代になり、移動しようとすればわずかな時間で世界中どこへでも行ける。

そんな中、他流試合の大切さを感じている。自分の出身母体や得意分野のみにしがみついては、程度の差こそあれ井の中の蛙になってしまう。我流では通じない時代がすぐそこまで来ていると感じる。
そして、他流試合を多く経験でき、その経験を生かせるのはフットワークの軽い若いうちだけだ。

決して出身母体の悪い所だけをみて辟易とし、「隣の芝は青い」理論で、外に出たがるのではない。どこの出身母体でも、完璧なところはなく、いい点悪い点が混在している。外のいい点を学んで、出身母体のいい点悪い点を客観視すべきではないだろうか。特に、自分の出身母体は、地理的言語的民族的に限りなく閉鎖的であることがわかっているならば。

そんなことを考えながら、来年の外での実習が動き出した。