2009年9月17日木曜日

case study 「乾性咳」

8/27にやったケースタについて。
乾性咳の鑑別として、今回はproblem毎にMost likely、less likely、rareを挙げる形式にしてみた。

Most likely>less likely>rare
#1 乾性咳(咽頭発赤):マイコ > ACE-I、HIV、sarcoidosis
#2 5日続く発熱 : ウィルス 、細菌性>TB, IE, Kawasaki、sarcoidosis
#3 下痢 : ウィルス(インフル、ロタ、)> IBD, cancer
#4 労作時呼吸困難 : 肺炎>狭心症、心不全>COPD、PE
#5 両側下肢筋肉痛 : インフル>心因性>ASO、線維性筋痛症
#6 脈圧↑ : AR
#7 肥満:
#8 HTN(PCI後),HL既往: >> 血管炎

その後の検査の優先順位として
① CBC(→)WBC、Hb、Htc、
② 生化学(→下痢)Na,K,Cl
③ CXR(CTR拡大、シルエットサイン+)、肺炎球菌尿中抗原(-)
④ インフル(-)