2009年9月17日木曜日

case study 「呼吸困難」

9/3のケースタについて。
担当は自分だった。
呼吸困難を急性と慢性に分けて、鑑別を挙げてもらった。症例は前者について。

急性
肺・上気道:肺炎、喘息(アスピリン)、急性喉頭蓋炎、気管支炎、気胸、咽頭膿瘍、胸膜炎、サルコイドーシス、肺癌、結核
神経:横隔神経麻痺、テトロドトキシン、脳幹梗塞
循環器:心不全、MI、解離、PE、心タンポ、不整脈、アナフィラキシー、癌性心内膜炎(→心タンポ)、IE(→心不全)、弁膜症(AS,MR)
筋骨格:ボツリヌス、外傷、
中毒:CO
心因性:解離性障害、パニック

その後の検査の優先順位は
1 ECG 、CXR、血ガス
2エコー
3CBC(WBC)、生化学(Na,K,Cl)
4 血培

ちなみに慢性呼吸困難は、急性のものに付け足す形で挙げてもらった。
肺・上気道:肺炎、喘息(アスピリン)、気管支炎、気胸、咽頭膿瘍、胸膜炎、サルコイドーシス、ALS、COPD、IP、肺癌、縦隔腫瘍
神経:横隔神経麻痺、テトロドトキシン、脳幹梗塞
循環器:心不全、MI、解離、PE、心タンポ、不整脈、アナフィラキシー、心筋症、IE
筋骨格:ボツリヌス、外傷、
中毒:CO
心因性:解離性障害、パニック
血液:貧血(再生不良性)
膠原病:PM・DM