2009年4月25日土曜日

ブタフル

忙しくても、こまめにニュースやネットをチェックしておかなかったことを反省させられた。今日TVニュースを見るまで気づけていなかった。

遡れば、4/21にはCDC(Center for Disease Control and preventation、米国疾病管理センター)から警戒するように注意が促されていた。発端はカリフォルニア在住の2児からブタのインフルエンザが見つかり、ヒト-ヒト感染の可能性があったためだ。他の宿主-ヒト感染のみならば、その宿主動物との接触を避けることで感染の拡大を防げるが、ヒト-ヒト感染ならば一気に感染が拡大する(パンデミック)の危険がある。特にヒト、モノの移動が激しい昨今では初動の遅れは致命的な拡大を招く可能性がある。

メキシコ政府の発表では、先月からインフルエンザ様の症状がみられ、今月に入ってから流行が拡大。4/23の時点で、854人以上が感染し、59人が亡くなっている。

今日の日本時間23時頃のWHO発表でフェーズ4を宣言すれば政府も対策本部設置とのことで、しばらく推移に注視したい。

パニックになる必要はない。いつもしている感染防御(マスク、手洗い、うがいなど)を励行しよう。GW前に、このニュースでは関係者の皆さんの苦労の程が伺える。

昨日聴いたばかりの言葉が頭をよぎる。「敏感になりすぎず、鈍感にもなりすぎず」。