2009年4月15日水曜日

Step1について①

 今年の1月にUSMLE(United States Medical Licening Examination)のStep1を受けた。(以下Step1と記載)
 この軌跡が3,4年生としての自分を振り返ることにそのままつながると思う。
 最近、同じように受験を考えている人から「学生が受けたというネットの情報があまりなく、現役の医師と違ってどう対策すればよいのか」といった話を聞いた。
 そんなこんなで、一度まとまって「孤立無援でStep1受験を強行した無謀な1例」(失笑)について考察するいい機会だと思う。(ブログを書き始めた理由も半分はこのためかもしれない)

 まず、どうして受験しようかと思ったかから。
 こちらに来ての最初の1年間は、どうもその前の年にいろいろと詰め込み過ぎてしまい、完全にburn outしてしまっていた(この頃に山に行っていたら、もっと変わっていたかも!?)。それでも充電時期と位置づけて、休みながらも次に何をしようかと目標を模索していた。国試(国家試験の略、6年生の最後に免許をもらうために受ける試験)を目標にするには遠すぎるし、普段の期末試験だけでは張り合いがないし。
 そんな時にStep1の対策をしている先輩の話をちらっと聞いて自分も少しやってみようかと、興味を抱いた。同級生に声をかけて、問題集を分担してやってその回答、解説をつくるという勉強会をやりはじめた。

 まだその頃は、これから待ち受ける充実しつつも凄惨な日々を予想するすべはなかったのだが・・・