2009年6月7日日曜日

@品川&丸の内

昨日は、idatenに参加しに品川まで足を運んだ。
Dr.Aのteacher's awardの授与式と3例のケースカンファレンスが行われた。
S路加やS岡がんセンター、K田、A中央といった一流の病院の感染症の先生方の力量の深さ、アセスメントの早さ・正確さには圧倒された。自分が実習でカルテに記載するアセスメントの貧弱さを省みて、少しはましなものにしなくてはと、感じずにはいられなかった。
臨床像から広く鑑別を挙げられるようなトレーニングを自分にもっと課そう。思考プロセスを全自動で行ってしまうくらいに若いうちに叩き込んでおかないと。
No assessment, No plan.


その後、中高時代の友達のT君に3年ぶりに会った。
この春からK大の大学院で、政策について研究をしているとのこと。自身や共通の友人の近況報告、将来のキャリアプラン、日本の政治動向、新型インフルエンザなど話は多岐にわたった。話が尽きないうちに終電となってしまった。事故で電車が動いてなかったみたいだけど、無事帰れたのかな??
やはり、文系のヒトと意見を交わせる機会を得られるのは、普段所属する集団外からの異なった意見を聞けて刺激になった。お互いに門外漢の分野を専攻としているだけに、専門外のヒトにわかるように説明することや、違う視点からの考え方を聞くこと、は普段の生活上なかなか難しい。

印象に残った話としては、
・なぜ今の日本の選挙にネットは解禁されないのか??
→それをすると多くの現在の議員が選挙に残るのが難しくなったしまうため
ざっくばらんに言うと、選挙に限らず体制保持のための本質をある意味突いている
・今回の新型インフル騒ぎについて
→報道の一部に過度に個人情報に触れているものがあり、その影響が危惧される
自分も同感であり、立場は違えど同じニュースに同じ感想を得た

久しぶりに会ったのに、あまり距離を感じなかった。お互いにあまり変わらなくなったのか、人慣れしたのか。