2010年3月10日水曜日

体験型セッション

3/27に1つセッションを担当するので、その準備をしている。

従来は座学による勉強が中心だったが、体で体験して覚える学習形態が増えている。
そのような形態では、一度に多くの方には教えらえれないが、一定時間経過後の知識定着ははるかにいい。

先週のM戸医学生セミナーも、そうだった。
救急現場でのチームとしての初期対応を、実際の救急隊員の方々が模擬患者役や天の声役をして下さって、研修医+学生のチームでその模擬現場で対応する
内科ラウンドでは、問診なしで身体診察だけを、実際に入院されている患者さんにさせていただいて、その所見+鑑別診断を挙げる
という形式だった。

今回担当させていただくセッションもそのような体験型にしたいと密かに考え準備している。
そのためには、周到な準備と多くの人手が必要になってくる。
昨日の朝歯磨き中の思いつき→皆に声をかけ→模擬患者役をやってくれる方を確保
まで昨日一日でできた。快く引き受けてくれた方々に感謝。
ケーススタディを通じて一緒に勉強する仲間を得られたことは、知識の習得よりも価値があると思う。

「See One! Do one! Teach one!」
・・・多分、運営の準備でいっぱいいっぱいであまり医学的にはつめられないかもしれない