2009年5月1日金曜日

新型インフルエンザ

ブタインフルエンザから新型インフルエンザという表現に改められた。通称“トンフルエンザ”と呼ばれているらしいとか。
各機関がそれぞれ対策を提示している。

医療機関では連日、動向をみながら対応を協議している。発熱外来の設置のタイミング、疑い例発生の際の対応。明日からGWなので、普段より少ない人員で回さなければいけない、周囲のクリニックは休診で殺到、といった現場の方々の苦労を察するに余りある。
ただ、こんな情勢の中でもポジティブに考えるなら、いきなり病院に行かずに相談センターに電話してから受診の必要・不要を判断する仕組みが、新型インフルエンザ以外に対しても一般的になれば、現場の疲弊を食い止めるい一助になるのでは、と考えている。

ECFMGではStep2CSの受験可能機関の延長を検討している。

T大では、既に渡航歴のある方には帰国後10日間は出席停止を実施しており、国内で確定例が出れば全学休学にする処置をとるとのこと。課外活動の中止も含まれるので、部活やクラブも対応しないと。

日本国内でも疑い例が出て、誤報も錯綜し深夜のTVはパニックになったらしい(自分は完全に寝てたが)。厚生労働大臣が確定例ならまだしも疑い例なのに、深夜に会見するのか・・・ちなみに感染症の先生方はTVをつけたまま寝て、うつらうつらしながらも情勢をモニターリングしているらしい。

ブラックジョークじゃなく実際にあった話

深夜にパニクった大臣が「パニックにならないで下さい」という皮肉
国立感染症研究所の名を語った「ブタインフルエンザに関する資料」という添付文書に仕掛けられたコンピューターウィルスという皮肉