2009年5月4日月曜日

ローマ人の物語4

「ユリウス・カエサル ルニコン川以降(上)」

~天才と才のある者の違いは知性と情熱の合一である~
知性とその知性の拡大再生産を続ける情熱の両方を有していれば、ゆるぎない知性となる。
知性に加え、情熱さえもコントロールするのは、並大抵のことではない。

~人は見たいと思う現実しか見えない~
人の認識の限界。バイアスはぬぐえない。今そこにある“危機”があったとしても見ようとしないと見えない。見ようとしない言い訳はいくらでもできる。
まずは、どんなに都合の悪い事実でも見ようとしよう。