2009年5月17日日曜日

続EBM実践ワークブック

「続EBM実践ワークブック」名郷直樹

現在アメリカで研修中のO塚先生に薦められた書。ずっと読もうとリストには入れていたが、STEP1などで他の勉強をする時間がなく、延ばし延ばしになっていた。

EBM実践の5つのステップ
1.患者さんの問題の定式化
2.情報収集
3.得られた情報の批判的吟味
4.情報の患者さんへの適用
5.上記のプロセスの評価

上記のようなステップを意識していなかったので、勉強になった。忙しい診療の合間にいかにして効率よく情報を収集し、目の前の患者さんに適用するか。なるべくリアルな状況をシナリオを通して学べて勉強になった。

医学とは離れるが、これは日々の自分の生活の中でも行っていることだ。
1.自分の問題の定式化
2.情報収集
3.得られた情報の批判的吟味
4.情報の自分への適用
5.上記のプロセスの評価
本を読んだり、人の話を聞いたり、ネットで調べたりしたことを、吟味して自分ティストにして消化できる形にして食べてみる(実践してみる)。うまくいけば同化し、うまくいかなければ合わないものとして出す。
ただ、自身に対して批判的吟味をするのはもちろん大切だが、自己嫌悪にならないように注意しないと・・・最近この傾向が強いかもしれない。