2009年5月24日日曜日

case study 「嚥下困難+呼吸困難」

今週の担当はS木師匠でNEJMのケースレポートが題材。やはり難しかった。議論の方向性は間違っていなかったが、細かい知識や経験がないため、つっこんだ議論はできなかった。

嚥下困難の鑑別としては・・・
腫瘍:食道、下咽頭、縦隔、甲状腺、脳、耳下腺、肺
膠原病:強皮症、SS
消化器:アカラシア、IBD、GERD
神経:ALS、脳卒中、MS
感染症:急性口頭蓋炎、脳炎、上気道炎、咽頭炎
循環:左房拡大(MS,MR,ASD,VSD)
呼吸器:IP、肺線維症、胸膜炎、中皮腫
リンパ腫、サルコイドーシス、アミロイドーシス、心因性、薬剤性(クロルプロマジン)、放射線障害、脱水、AN

石灰化と骨化の違いなど勉強になった。今後、実習先がバラバラになるので、少し周囲に声をかけてメンバーを増やすか、新形式を導入するか、する予定。
来週は・・・