「ウェブ進化論 ~本当の大変化はこれから始まる~」 梅田望夫
友人から借りて読ませてもらった。「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」「ブログがジャーナリズムを変える」(NTT出版)などの関連本を第一大学時代に読んでいたので、理解はしやすかった。きっかけは立花隆の「インターネットとジャーナリズム」という講義を受けて、その際にススメられたので手に取った。特に「ザ・サーチ」を読んだときは、これからのネットの可能性に血が騒いだ覚えがある。日本人からの眼が取り入れられている面では新鮮だった。
~motivationの高いメンバーだけで構成される小さな組織で、全ての情報が共有されると、ものすごいスピードで物事が進み、大きなパワーを生む~
小さな組織の方が機動性が高く、コンセンサスも得られやすい。逆に大所帯になると何をするにもじかんがかかる。確かに仕事に応じてチームの規模も変わるが。
自分の参加している有志の勉強会もこんな集まりになれれば、と密かに期待している。これから実習先や時期がバラバラになって集いにくくなるので、新しいツールの活用など対策を講じ始めないと。
~80%は既存の仕事、20%は新規の自分独自のプロジェクト~
自分の時間配分もこのようにできれば理想。実情は・・・95%は既存、5%はそれ以外の教養のための時間。本当は、感染症・EBM・免疫など既存に関連し、既存を深めるために必要な時間と、第3外国語やプログラミング、芸術鑑賞などさらに幅を広げるための時間が欲しい。
「○○がない」と嘆かずに「これもあれもできた。次はこれもしよう」とpositiveに考えたい。