2010年4月7日水曜日
今日こそ実習1日目
実習初日を間違えて、しかも特売品を食べに行っているだけと勘違いされそうなので、一応実習についても。
M大学感染症内科にお邪魔している。
指導医R一人(他にも複数名いらっしゃるようだが、今日は他の)と4年目のDr.Ju、Dr.Je、1年目のDr.Aが医師。週の中で、クリニックで外来を担当したり、授業を担当したりしているらしく必ずしも毎日このメンツで病棟内を回るわけではないようだ。
この他に学生が自分とメキシコからのC君も加わっている。
コンサルテーションが中心で、今日はローテーターのドクターも丁度入れ替わりの時期で、引き継ぎの患者さんの把握で、ドタバタしていた。
日本では、あまり一般的でないtransplantation、移植医療。
新ブラックジャックによろしくで取り上げられている題材。
免疫状態が落ちている患者さんばかりで、抗菌薬の投与も手厚くなってしまうため、下記3つの発生が多くなってしまう。こちらにいる間に感染管理を中心に勉強していきたい。
「ドイツとかヨーロッパからの学生はよく受け入れているが、日本やメキシコからの学生は初めてだ。しかも、祝日を間違えて出勤してくるなんて。絶対に忘れなさそうだ。」
と指導医Rにありがたい?言葉をいただいた。
C君も同じく昨日間違えて来てしまったようで、仏語も同じく会話をできるまでではないようだった(もちろん英語は自分よりペラペラだし、スペ語が母国語らしい、一時日本語も勉強してたとか)。
lockerと言ってもやはり通じなかった。日本人にとってLとRの発音の難しさについて話すと、確かに日本語の先生もそんなことを言っていたし彼もうまく発音できていなかったとフォロー。
彼について行って、事務系の処理ができた。自分が半分くらいしか言われていることを理解していないことに皆気づいているので、自分のお世話係っぽく任命されてしまっていた。
昼は、ホールでサンドイッチや飲み物を振舞われてレクチャーがあり、禁煙についてだった。薬物療法の介入で禁煙率が上がるので、ほぼ全例に勧めてもいいのではないかとのことだった。
CD(クロストリジウム・ディフィシルという偽膜性腸炎の原因菌)MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)VRE(バンコマイシン耐性腸球菌)
について勉強しておくようにとの宿題が出された。
でも、図書館の使い方も分からないし、そもそもまだIDを賜っていないので、調べる術があまりないのだが。
医学的なことは何とか、概ね、だいたい、それなりには分かるが、間に挿まれる日常会話はチンプンカンプンだ。
今日は、新しいコンサルも少なく、平和に終わった。
なんで、こんなに細かく記録するのか?
大学にもS峰会にも報告書を納める必要があるので、細目に記録しておけば、帰りの機内で掻い摘んで貼りつければ完成するって寸法だ。